「銀座のホステスは日経新聞が必読書」という噂はウソ?ホント?
銀座のホステスは日経新聞が必読書という噂が立てられている
画像引用元:https://www.kokuchpro.com/event/0b147dd34732bb4647e36f8af2da0f24/303812/
銀座のクラブに勤めるホステスは、キャバクラ嬢などと比べても知性と教養を身につけているイメージを強く持たれているようです。
そうしたイメージからでしょうか、銀座のホステスは日経新聞が必読書であるという噂もしばしば耳に入ってきます。
日経新聞とは日本経済新聞のことで、政治やスポーツやその他文化的なニュースも取り扱っているものの、中心はビジネスや経済、産業などに関するニュースや話題を取り上げ記事にしている媒体のこと。
最近ではネットでも日経新聞を読めるようになっているため、移動中にスマホなどでホステスが常に読み込んでいるのではないかと考える人も出てきているようです。実際にそのような噂も見聞きします。
銀座のクラブに出入りする方は、少しお堅い職業に就いているイメージもあり、それも銀座のホステスが日経新聞を毎日のように呼んでいるという噂に繋がっているのでしょう。
実際は読んでいる人の方が少ない?
ホステスの必読書と言われている日経新聞ですが、結論から言いますと、読んでいるホステスもいれば読んでいないホステスもいます。銀座の高級クラブに勤めているホステスにも、これは当てはまります。
つまり、必読書という表現は正確ではなく、その噂はウソということになりそうです。
ママさんや先輩ホステスなどからも、必ず読むように言われるということはありません。お店によって若干異なるでしょうが、日経新聞を読むことを強要しているクラブはまずないはずです。
日経新聞ではなく、他の新聞を毎日読んでいるホステスはいます。新聞ではなく堅めの雑誌を読んでいる女性もいますし、経済や時事的なニュースも含め、スマホのアプリ等でチェックしているホステスも少なくありません。
もちろん、そうしたものに一切目を通していないホステスさんもいます。
銀座のクラブに勤めていても経済や社会情勢等に疎い女性はいますし、そうした人はおそらく日経新聞もその他の新聞等も読んでいないのでしょう。
担当するお客様により必要があれば読む
読んでいない人もいるから自分も読まなくてもいい、という考え方は、あまり利口とは言えません。読む読まないは自由ですが、必要であれば読むという選択を積極的にすべきでしょう。
ホステスが日経新聞などに目を通す必要に迫られるのは、担当するお客様が会話の中でしばしば日本や世界の経済や景気、各情勢等を持ち出してくるときなどです。
来店のたびにそうしたお話をされるのであれば、新聞程度は読んでおかなければ話についていけず、会話も広げることが難しくなってしまうでしょう。
また、どのようなお客様を担当することになっても会話が盛り上がるよう、自発的に経済新聞にも目を通しているホステスもいます。
高級クラブに勤めるホステスやママさんなどの立場にいる人は、こうした人たちが多いのかもしれません。だからこそ、その立場に居られるというのもあるでしょう。
読んでおいた方が安心、というのは間違いのないことです。経済や産業に関する話がいつお客様から飛び出すかわかりませんし、読んでおけば即座に対応もできるはずです。
必読書とするかどうかは、目を通して、その効果や有益性を肌で感じてから決めてもいいのではないでしょうか。