ホステスになる前に

移店するなら必見!ホステス経験者がクラブの面接でアピールすべき点

ホステス経験者がクラブの面接を受ける場合は過去の成績をまとめておこう

どこかのクラブで働いていた女性、あるいは現在も働いている女性が、新天地を目指して他のクラブへと移ろうと考えるケースもあるでしょう。さらに高みを目指そうとそのような決断をするのは、とても素晴らしいことです。
ただ、経験者だからといって、高級クラブの面接で必ず採用してもらえるとは限りません。
迎え入れてもらえるかどうかは、どれだけ実績をアピールできるかどうかにかかっているでしょう。

新たなクラブで面接を受ければ、必ず過去の実績について聞かれることになるはずです。そのつもりで、自らの実績や成績について整理しておき、すぐに答えられるようにしておかなければいけません。
これは、実績そのものをアピールするためでもありますが、自らの売り上げや顧客などについて把握しているプロ意識の高さや聡明さなどを同時にアピールすることにも繋がります。

質問にすぐに答えられる女性と、「ちょっとわからないんですけど、だいたいこのくらいです」と曖昧な答えをする女性と、どちらがより高級クラブのホステスにふさわしいのかは明白です。
成績の内容はもちろん、スムーズに答えられること自体も重要であると考えておきましょう。

お店を転々としていたなどマイナスになる場合は隠した方がいい場合もある

ホステスがクラブを移店することは、会社員が転職することと似ている部分があります。
面接での注意として共通して言えるのは、「勤め先を転々とすることはマイナス印象を与える」という点です。

勤めるクラブを次から次へと変わるということは、それだけ1つの店舗に馴染めないことの表れとして受け取られてしまいます。
それに良い印象を持つクラブのママさんやオーナーさんは、まずいません。
面接において嘘をつくことは推奨しませんが、お店を転々としていたことを自ら伝える必要はありません。
仮に過去の勤務先を聞かれたとしても、最も良い成績を残せたお店を伝えておくにとどめておくべきでしょう。

あるいは未経験者として応募し、それを面接でも貫くのも一つの手段となるのではないでしょうか。
ホステス経験があれば、その雰囲気はどうしても出てしまいますが、未経験と主張しているにもかかわらずそうした雰囲気を纏っていれば、むしろ良いアピールになるかもしれません。

もしお店を何度か移ったことを伝えざるを得ない時には、どうしてそうなったのか、納得できるような理由を用意し伝えてみましょう。
上手に理由を説明できれば、移店の過去があることはさほどマイナスにならないはずです。

お客さんを連れてこられるかどうかも聞かれるので正直に答えよう

ホステス経験があることを伝えると、クラブ側としては、新たなお客様獲得のチャンスであると捉えます。移転してきた女性が、前のお店の顧客を引き連れてきてくれるケースが多いからです。
どれだけのお客様を連れてこられるか、これも過去の成績と同様にほぼ必ず聞かれることになるでしょう。

何よりも、正直に答えることが重要です。採用に近づこうと数を盛りたくなる場面ではありますが、これはあまりお勧めしません。
採用された後に、面接で答えた内容の真偽がわかってしまうためです。
面接で大げさな嘘をついていたと判断されれば、ママさんからの見る目も変わってしまうリスクがあります。
働きづらくなることも想像に難くないので、自分のお客様に関する情報はできるだけ正確に伝えるようにしてください。